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子供との約束
子育てをしていると、保育園やこども園、外出先などで親が子供に対して約束をしている場面がよく見られます。
~したら次は~ねって。本を読みたいと言ったら、2冊読んだら帰ろう。これ食べたら次は何しようねとか。あるじゃないですか。
これって本当に約束になってますか?
これは自分の考えですけど、子供が納得しないうちに勝手に約束してませんか?
言葉は悪いかもしれませんが、ある意味一方的な約束です。大人が勝手に決めて次の行動をしたいがために、子供に対して約束をして次の行動をさせようとしているそんな風に感じてしまいます。
このような場合だと、子供が大人の言ったことを守ってくれることが少ないと感じています。
うちの嫁もよく子供と約束をしています。
そして、その約束が守れないと、さっき約束したでしょっていう風に言ったりしてませんか?
うちの嫁はよく言っています。
確かに子供は、うんと返事をしているかもしれません。
でも、これは納得しての返事ではなくて、反射的な返事になってると思うんですよね。
じゃあどうすれば納得して行動してくれるのか?
それは、理由です。
納得して行動するには理由が必要
これは、子供だけではなく大人もそうだと思います。自分目線でちょっと考えて欲しいんですが、何かを言われた時に~をしてと言われたら、なんでその行動をするのか理由を探しませんか?
何でそれをするのかとか、なぜ今しなきゃいけないのかとか考えませんか?
人は行動するのに理由がないと行動しにくいんですよね。要は動機付けがない状態です。
確かに言った人と言われた人に共通の理解があれば、言われたことに対して~をすることが必要だからっていう風にわかってもらえる場合もあると思います。
でも生活している中で、全てがそういう風になるとは考えにくいですよね。
だからやってほしいことを伝える場合、何でその行動しなきゃいけないのかという理由という動機付けが必要です。
そして、その理由が、子供が行動するのに値する理由でなければなりません。
先ほどの子供が本を読みたいと言ったら、帰って夕食の準備をしなきゃいけない、だから2冊本を読んだら帰ろう。
または、帰って病院に通院しなきゃいけないなど。こういう事情があって大人の頭の中で、2冊本を読んだら帰ろうって言ってませんか?
ここで子供に対して、帰って早くご飯を食べなきゃいけない。帰って病院に通院しなきゃいけない。
だから、2冊の本を読んだら帰ろうって言っても言うことを聞いてくれない場合があります。
それは先ほど書いた、子供が行動するのに値する理由ではないからです。
確かに子供のために夕食は早く食べて、早く寝かしてあげたい。病院に通院して、薬をもらって、鼻水が出るのを止めたいなど。
子供のためを思っての大人の約束ですが、子供にはその理由が、行動するのに値しない理由の伝え方だったから言うことを聞いてくれないのです。
では、どうすればいいのか?
それは子供が行動する理由を探してみることです。
子供が行動する理由を探してみる
子供が行動する理由を探してみましょう。
この子供が行動する理由は、その子供によって様々なので答えはありません。でも、あなたの子供がスムーズに、あなたの言ったことを聞いてくれた時のことを思い出してみたらどうでしょう。
ずっと、言うことを聞かないということは多分ないと思います。その中で、一つ一つあなたが言ったことを聞いてくれたことを思い出したり観察してみましょう。
そうすれば、あなたの子供に合った行動の理由が見つかるはずです。
確かに日々の中で、子供の行動する理由を見つけるのは大変だと思います。
でも、最も簡単な方法があります。
それは、子供に聞くことです。
なんで、さっき言ったことを聞いてくれたのって聞けばいいだけです。
そうすれば言葉を話せるような年齢の子供なら、ある程度答えてくれるはずです。
1歳2歳だとちょっと厳しいかもしれませんが...
まとめ
- 子供が大人の言うことを聞いてくれる理由を探してみましょう
- 子供に聞いてみましょう
- 言うことを聞いてくれる理由を見つけて、伝え方を変えてみる